ジョージー・ウェールズ   Josey Wales

南北戦争末期、農夫として静かに過ごしていたが、、テリル大尉率いる北軍ゲリラに妻子を殺されて以後、南軍の反逆グループに入り、復讐の鬼と化し、遂には“一人の戦士”と呼ばれるアウトローになる。“一人の戦士”だから、ランボーの祖先なのかも知れない。元々農夫だったとは、信じられない鮮やかなガン・テクニックで、賞金稼ぎやならず者、そして北軍兵士たちを次々と抹殺していく彼だが、旅の途中で出会った老夫婦の孫娘と恋仲になり、復讐を終えた後は、その孫娘や仲間たちと共に、ユートピアを求めて安住の地へ旅立つ。でも、本当に幸せになれたのだろうか…?

登場作品:『アウトロー』(76)

 

 

ルーサー・ホイットニー   Looser Whitney

職業:泥棒。それも、大金持ちから、宝石や絵画ばかりを狙って盗る、現代版・ねずみ小僧のような存在。ヒョンな事から、現職大統領の別荘に侵入、いつも通り、盗みを働いてる所へ、大統領が愛人を連れて帰宅。SMセックスを強要して、嫌がられた際に、身辺をガードしていた護衛官が、愛人を射殺。その一部始終を目撃してしまった彼は、最初、逃亡するつもりであったが、大統領たちの汚いやり口に憤りを感じた彼は、大統領の正体を告発・断罪する為に、重い腰を上げるが、それが彼を危険な立場にする事に…。

泥棒なのに、根は“イイ奴”なのは、もしかして、彼の先祖は、西部時代に“イイ奴”をやっていた用心棒かガンマンだからか?

ジョギング好きの別居中の娘の事が気になってしょうがない、家庭的な面もチラっと見せる彼は、得意の神出鬼没ぶりで、事件をアッという間に解決する、まるで刑事か探偵のような面も見せる。

登場作品:『目撃』(97)

 

 

ジョン・ウィルソン   John Willson

職業:映画監督。ハリウッド映画が、まだ栄光と輝きを保っていた40〜50年代に、ハンフリー・ボガートやローレン・バコールなどの大スターを主演に名作映画を連発していたヒット・メイカー。監督以外にも、ハンティングの趣味を持っている彼は、新作『アフリカの女王』のロケの為にアフリカを訪れた際、これ幸いとばかりに、映画そっちのけで象狩りに精を出し、スタッフをハラハラさせるも、結局、一頭も象を撃てないまま、撮影を再開。一体何がやりたかったのか、誰にも分からない、ちょっと変わった行動の持ち主。

別名“ジョン・ヒューストン”と呼ばれる事もあるが、同一人物にしては、顔が明らかに違うのは、もしかして整形?

登場作品:『ホワイトハンター ブラックハート』(90)

 

 

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