イーストウッド・ニュース

【２００２年３月上旬号】

イーストウッドのライヴＤＶＤリリース！

１９９６年１０月にニューヨークのカーネギー・ホールで行われた、イーストウッド・プロデュースによるジャズ・コンサート・ライヴ「イーストッド・アフターアワーズ」は、既に２枚組ＣＤでリリース（現在、廃盤の模様）されていましたが、この度、そのライヴ映像が、ＤＶＤリリースされる事になりました。

リリースといっても、今のところ、海外だけのようで、日本版がいつリリースになるのかは分かりませんが、ま、取り敢えず、日本版リリースの可能性もあるという事は、嬉しい事だと思います。

（これは、ＣＤ版です）

ライヴで演奏された曲は、「ストレート・ノー・チェイサー」や「ラウンド・ミッドナイト」のようなスタンダードな名曲から、「続夕陽のガンマン」や「タイトロープ」「ローハイド」等、イーストウッド映画のテーマ曲、それに勿論、『恐怖のメロディ』の「ミスティ」と、イーストウッド縁の曲がほとんど。

ドキュメンタリー作品『アウト・オブ・イーストウッド』でも一部、映像が収録されていた、挨拶をした後に、イーストウッド自身がピアノを弾くシーンもあり、音楽家・イーストウッドの一面を見る事の出来る貴重な作品になっています。

また、ライヴ映像以外の特典として、“Eastwood After Dark”と題されたドキュメンタリーのビハインド・シーンまでも収録されているという特別版で、これは是非観てみたいものです。

ＤＶＤのタイトルは“Eastwood Live at Carnegie Hall”で、リリースは３月１２日、時間は１００分との事。という事は、ほぼノーカット収録なのかも知れません。アメリカ仕様（多分、ワーナーだと思うのですが…）なので、リージョン１としてリリースされますが、映画と違い、音楽のライヴものなので、字幕スーパー云々は、あまり関係がないと思われます。なので、リージョン１、若しくはリージョンフリーのＤＶＤプレーヤーを持っている人で、「日本版が出るまで待てない！」という人は、早速買ってみては如何でしょうか…？