華やかな魔女たち

Le Streghe  aka. The Witches

 

★イタリア*ディノ・デ・ラウレンティース・プロ 1966年度作品

★スタッフ
監督■ヴィットリオ・デ・シーカ、製作■ディノ・デ・ラウレンティース、脚本■チェザーレ・ザバッティーニ/ファビオ・カルピ/エンツォ・マッジ、音楽■エンニオ・モリコーネ、撮影■ジュゼッペ・ロトゥンノ

 

★キャスト第5話■「またもやいつもの通りの夜)
シルヴァーナ・マンガーノ ... ジョバンナ
クリント・イーストウッド   .... チャーリー
ヴァレンティーノ・マッチ .... 競技場の男
コリーネ・フォンテイン
アーマンド・ボッティン .... ネンボ・キッド
ジャンニ・ゴリ .... 悪魔
パオロ・ゴズリーノ .... マンドレイク
フランコ・モルッツィ .... サディック
アンジェロ・サンティ .... フラッシュ・ゴードン
ピエトロ・トリッシ .... バットマン

★ストーリー
〔第五話・またもやいつもの通りの夜〕夫のカルロ(C・イーストウッド)がいつも疲れて会社から戻り、かまわずに眠ってしまうのに腹が立った妻のジョバンナ(S・マンガーノ)が、旦那をブチ殺す妄想にとらわれる…というお話。

 

★ひとこと
『夕陽のガンマン』と『続夕陽のガンマン』の間に出演した、ディノ・デ・ラウレンティース製作によるオムニバス・コメディで、イーストウッドは、第5話に当たる「またもやいつもの通りの夜」“A Night LikeAny Other”に出演。当時のラウレンティース夫人、シルヴァーノ・マンガーノと共演した。因みに、他の4話の監督は、ルキノ・ヴィスコンティ、マウロ・ボログニーニ、ピエル・パゾリーニ、フランコ・ロッシという顔触れ。

 

★うらばなし
『夕陽のガンマン』出演中に、ラウレンティースから声が掛かって出演(一度、自分の女房と、マカロニ・ウエスタンの大スターと共演させたかったから!?)したものだが、イーストウッドは、メガネをかけた普通のサラリーマン役で、後にも先にも、こういう普通の役っていうのは、これっきりである。イタリアお得意の艶笑コメディで、ちゃんとそういう作品にも臨機応変に対応できるぐらい、イーストウッドは演技派としても、その片鱗を見せていた、という事になる。

 

★データ

テクニカラー/ウィスタ・サイズ/19分(映画本編は118分) 

日本公開:1967年11月25日(ユナイト配給)

アメリカ公開:1969年3月12日(Lopert Pictures Corporation配給) 

イタリア公開:1967年2月22日

 

               

                     

                  

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